オフィスデザインのためのメディアサイト

532

2018年5月28日 • ガイド

予算はどのくらい?予算別でみるオフィスレイアウト実例


オフィスレイアウトは、オフィスの広さ・従業員数などを基準に働きやすいオフィス空間をつくりますが、その中でも予算は大きな基準になります。事業の新規、縮小、拡大などオフィスレイアウトをするきっかけはさまざまですが、企業が求める条件をもとにゾーニングや動線を考え、企業がより良く働ける空間であることが重要です。
ここでは、予算を基準としたオフィスレイアウトについて考えます。企業に合ったオフィスレイアウトを行なうための予算を考えましょう。

オフィスレイアウトの基本的な流れ

オフィスレイアウトを考えたとき、なにから準備し始めればいいのかわからなくなってしまう……なんてことも少なくありません。他の企業はどのようなレイアウトをしているのか、オフィス空間をどのようにレイアウトすべきなのか、などオフィスレイアウトに関する疑問は考えれば考えるほど増えていきます。

オフィスレイアウトの基本として、オフィスレイアウトの目的を明確に考えることが重要です。一般的なオフィスレイアウトの目的は、従業員の増減や事業の縮小・拡大などによる省スペース化や作業スペースの拡大などが考えられます。また、部署の増減などオフィス内につくるべき空間の増減から考えなければならない場合もあります。いずれにしてもオフィスという空間の中をいかに活用し、空間を割り当てるかが重要なポイントになります。

例えば、従業員個人の作業スペースのレイアウトを考えてみましょう。
従業員個人の作業スペースのレイアウトは、オフィスで働く従業員の人数とオフィス空間に沿って考えることが必要なので、レイアウトの特徴をしっかりおさえたうえでオフィスに合ったものを選びましょう。

・対向式レイアウト
部署ごとにデスクを対向させて配置する一般的なレイアウトで「島型」とも呼ばれています。まとまった配置でコミュニケーションが取りやすい形です。
・フリーアドレス式レイアウト
レイアウト自体は上記の対向式レイアウトに似ていますが、空いている席を自由に使用できる形式です。必要最低限の席数にすることでスペースの効率が良いレイアウトです。
・同向式レイアウト
学校の教室のように一方向に向けてデスクが並ぶ形です。個人を重視するレイアウトになります。
・ブース式レイアウト
デスクの周囲をパーテーションやパネルなどの仕切りで囲い、ブースのような作業空間をつくる形です。雑音などオフィス内のストレスになりうるものを遮断するレイアウトです。
・背面対向式レイアウト
チームごとにひとつのブースをつくり、デスクを背中合わせにするレイアウトです。向き合うことがないデスクで集中した作業を可能にした一方で、振り向けばコミュニケーションを取ることもできるレイアウトです。

従業員個人の作業スペースだけでも上記のように複数のレイアウト方法があるため、オフィス空間の広さや企業のニーズに合ったレイアウトを、特徴と照らし合わせ選ぶことが大切になってきます。

予算100万円までのオフィスレイアウト

株式会社MACオフィスが経営するオフィスレイアウト工房では、予算別にオフィスレイアウト事例を検索することができます。20万円まで、60万円まで、100万円までなど細かい予算ごとに見ることができるのに加え、予算だけに着目したオフィスレイアウトではなく、オフィスレイアウトを依頼する企業側の希望を踏まえたうえで予算内におさまるレイアウトを提案してくれます。

例えば、予算24万円で従業員2人、広さ4坪の賃貸オフィスを新設した場合、従業員のデスクを壁に面して配置し、2人のデスクの間にフィンガー天板タイプのミーティングテーブルを使用しています。仕切りを使わずに個々の空間を意識させ、そこにプリンタなど共有するオフィス機器を置くことでスペースの活用も有効的なものにしました。また、収納スペースをシンプルなものにし、来客用のテーブルもオフィス空間に溶け込むように配置することで限られた空間を最大限に活かしたオフィスレイアウトになります。

次に、予算93万円で従業員8人、広さ21坪の自社ビルでIT関連会社のオフィスレイアウトを行なった場合、オフィスで働く従業員の作業内容に応じた作業スペースを個々につくっています。集中した個人作業を行なう場合とチームで作業する場合を想定し、オフィスの中央に昇降テーブルを置きました。従業員同士が連携することが多い働き方をする企業だったので、多目的に使用することができるコミュニケーションスペースをつくっています。このように、広さの活用だけでなく、オフィスで実際に働く従業員の動線や働き方に合ったレイアウトを提案しています。

予算180万円以上のオフィスレイアウト

オフィスレイアウトの予算については、金額が高ければ良いというものではありませんが、予算が多いと企業側が理想とする希望をいくつも実現させることが可能になる場合があります。

例えば、予算230万円で従業員10人、広さ24坪の賃貸ビルにオフィスを移転した場合です。企業の希望として、
・デスクの作業面を広くして10人分入るレイアウト
・会議室兼研修室としても活用可能なスペースを一ヵ所設ける
・エントランスはデザインフォンで無人受付、間仕切りで区切る
・天井設備の工事は最小限
・既存のオフィス什器を活用し、低コストに
・白を基調とし、ガラスを採用。シンプルでスッキリした提案
・可能ならリフレッシュスペースと倉庫スペースがほしい
などがあげられていました。
結果として、会議室やリフレッシュスペース、バックヤードを確保し、L型デスクを人数分配置しています。会議室は外に声が漏れないように天井までパーテーションで仕切りましたが、エントランスの壁は欄間部分をオープンにすることで、スプリンクラーの設置などの余分な天井工事をなくし、消防法に違反しない会議室をつくりました。また全体の統一感を見ながら、異なる内装材を組み合わせることで低コストに抑えつつ、ガラスと一面真っ白にした壁が光を明るく反射させ、シンプルで清潔感のあるデザインを実現させました。

オフィスレイアウトを提案する株式会社MACオフィスのような会社では、企業が求めるオフィスレイアウトを希望予算の中で可能な限り提案していきます。「レイアウトに対して希望が多いと必ず予算が高くなる」という先入観を捨て、理想のオフィスレイアウトを予算という視点から見つけてみましょう。

オフィスレイアウトの基準のひとつとなる「予算」という視点から見たオフィスレイアウトは幅広いものです。
オフィスレイアウトには目的を明確に持つ必要があります。そして、その目的を実現させるための方法は必ずしもひとつとは限りません。そのいくつかの選択肢の中でレイアウトを選ぶ基準として予算別にレイアウトを考えるのもひとつの手段です。
理想のオフィスレイアウトを実現させる方法を、予算という視点で視野を広げてみてはいかがでしょうか。

多数掲載されているオフィスレイアウトから予算別で見てみる 【オフィスレイアウト工房】